自宅でパソコンを使う時代は終わりつつある

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ここ数年でスマートフォンが急激に普及し、パソコンを使う職場に居ながら自宅でパソコンを使わないという20代くらいの若手が増えているのでしょうか?インターネットに接続してSNSを楽しんだりYouTubeを観たり買い物をしたりなど。こういう用途であればパソコンを使わなくともスマートフォンで可能である。10代の頃からガラケーやスマホに慣れ親しんでいれば、尚更パソコンから遠ざかってしまうのも当然と言えば当然な成り行きである。

引用元: スマートフォンの普及でパソコンを使えない若者が急増中 – ライブドアニュース

いまや5インチ超の大画面タイプが続々登場し、ネット閲覧もゲームもスマホだけで事足りる状況になっている。「ミニパソコン」ともいえる高性能スマホがあれば、パソコンを使う機会が減るのは当然だ。とくに仕事でパソコンを使う必要がない10代の若者にしてみれば、「スマホだけで十分」なのだ。

パソコンが必須な職場で働く

アラフィフな私はアナログからデジタルへの移行を経験してきた世代です。私が社会に出た頃は、まだアナログ時代で殆どの書類は手書きであり、希に綺麗に仕上げたい文書は外注に出してタイプしてもらうくらいであった。それからMS-DOSのPC-9800シリーズでワープロなんかを使い始め、Windows 3.0 か 3.1のどっちか忘れたけど、Windowsを使い始めて現在に至ってくるわけである。

初期のWindowsは激重(Windowsは今でも激重だと思うけどw)になったりしたので、それまで使っていたDOSのEOSYSTEMが起動も速くとても軽くて初期のWindowsよりも使いやすいくらいだったかもしれません。

EOSYSTEMについてこちらの記事で書かれています。懐かしい画面が並んでいますね。

参考リンク: つらづらPCとかの日記? EOSystem3.0

ちなみに私の職場にもまだ現役で使えるMS-DOSのパソコンを3台ほど保管してあります。

個人でもパソコンを使う時代に

それまでも個人的にパソコンを使っている人もいたが、まだまだ一部の人だけが趣味的に利用しているものだった。一般に普及しはじめたのはWindows 95あたりから。会社ではNT3.5を使っていた頃かな?私が個人的にパソコンを持ったのはWindows 98から。インターネット接続にテレホーダイという料金プランが登場し、個人でのネット利用が身近になってからのことだ。

私は技術系の仕事に就いているので、この頃からパソコンの基本操作くらい出来なければこれからの世の中では通用しないだろうという意識になり、少しばかり勉強して今は無くなってしまった「初級システムアドミニストレータ」という資格を取ってみたりもした。

参考リンク: 初級システムアドミニストレータ試験 – Wikipedia

現在ではオフィスで働くような仕事なら大抵パソコンを扱うことになると思う。にも関わらず、未だにまともにパソコンを扱えないおじさんが時々いたりする。本人いわく「苦手。」らしいが、そもそもパソコンを使えるようになるべく取り組んでいない。それは「苦手。」とは言わなくて単なる「怠慢。」と言った方が正しいと私は思う。今までも、こういった方々は自宅でもパソコンを殆ど使っていないようなので、自宅でパソコンを使わないのが珍しいわけではない。勿論仕事上パソコンが必要無ければ、普段も使わない場合もあるでしょう。

個人でパソコンを利用するのは一部の人になる?

上に書いたようなおじさんは当然スマホにも関心が無い。いや、関心はあるかもしれないが面倒なことは避けているだけかもしれない。一方、スマホはバリバリに使いこなしているが、自宅ではパソコンを使わないという若者が出てきた。勿論職場ではパソコンを使っている。聞いてみたらメールの設定を自分でしたことが無いらしい。

最近の若者に「パソコンを使えますか?」なんてことをあらためて聞く必要などなかろうと思っていたが、これからは新入社員にパソコンの使い方を教えなければならない場合があるかもしれないと感じてきた。

少しググってみたらこういう記事を見つけました。

やはり携帯の普及が若者をパソコンから遠ざけている一因かと思われます。それとここに書かれているような手書き用フォーマットに合わせた書類を作らねばならんってのも理解できちゃいます。パソコンを使えない偉いさんのために印刷することを前提として書類を作る事もあるもんねぇ。Excelの集計表なんかは、印刷のことを気にせず作った方が効率が良い。そしてそのファイルを印刷せずに直接PCで見れば良いのだけどね。

総務省のデータから

出典元: 総務省|平成26年版 情報通信白書|主な情報通信機器の普及状況(世帯)

情報通信端末の世帯保有率の推移

情報通信端末の世帯保有率の推移

上に掲載しているグラフは総務省のホームページから拝借しております。

引用元: 総務省|当省ホームページについて

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このグラフを見ると。

  • 平成22年からスマートフォンの保有率が急激に上昇している。
  • 時期を同じくしてパソコンと固定電話の保有率が下降気味になっている。
  • インターネットに接続出来る携帯型音楽プレーヤーも保有率が下降気味。

パソコンや携帯型音楽プレーヤーの役目がスマートフォンに少し移ってきているように思えます。それから固定電話とFAXも必要なくなりつつあるようです。私はメールの署名や名刺からFAX番号を消してしまいましたよ。

まとめ

パソコンを使わなくなる事が悪いわけではないが、業務上はまだ暫くパソコンを使う時代が続くと思っています。一方で私生活ではパソコンの出番は少なくなり、スマホやタブレットを利用する割合が更に高くなってくると思われる。

そうすると「パソコンの基本的操作が出来ると言うことが必須である。」という考えも薄れてくるようになり、個人的にパソコンを使うのはWindows以前のようにごく限られた人だけになってくるのではないかと予想します。

このブログにアクセスしてこられる方も、MobileとTabletを合わせると50%を越えるようになりました。(直近1ヶ月のデータです。)

デバイスセッション(%)
Desktop48.05
Mobile44.92
Tablet7.03

私は個人的にはまだまだMacを使っていきます。本格的に調べ物をしたり、ブログを書いたりするにはタブレットでは不十分ですからね。次に購入するならMacBook Proと思っています。いつになるかわからんけど。

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