一月に鹿児島出張に行っていた。この時も朝ランを継続していたのだが、ある日曜の朝、ホテルを出てそれまで使っていたvívosport Slateをランニングモードにしようとしたが、動作がもっさりしてモードが切り替わらない。何度かチャレンジしたが、その日は諦めてランニングの記録を残さずに18kmほど走った。走り終えてからもう一度設定などをやり直そうとしたが、上手くいかなかった。
仕方がないので、というか発売以来欲しいと思っていたGarminのInstinctというアウトドアウォッチを新たに購入しました。Instinctは上の画像左側のものです。
GPSランニングウオッチはGarminが一番！
私、GarminのGPSウオッチは初っぱなのやつから使っています。
上の写真、左側がGarmin初のランニング用GPSウオッチ「Forerunner 201」です。2003年12月にこの写真を撮っているようなので、その少し前に購入したのだろう。右側は当時使っていたTIMEXのランニングウオッチです。
実はこのForerunner 201は輸入品をネットで購入したものです。遅れて発売になった日本向け製品は「ForeAthlete201」という名前になっていました。国内では商標上の問題があるというような話だったかと思います。国内向けランニング用GPSウオッチは今も「ForeAthlete」シリーズとして販売されています。
それにしても当時のGPSウオッチはこんなに大きかったのです。今では心拍測定機能や他のセンサーまで付いても普通の時計サイズになったので驚きです。当時の物は防水にもなっていなかったので、走っている最中に雨に降られたのが原因で壊れちゃいました。
それ以来、ランニング用GPSウオッチはガーミンを愛用しています。近年ではゆっくりジョグが中心になっていたので、比較的安価な製品を選んでいました。Instinctを購入する前はライフロガー寄りなvívosport Slateを使っていましたが、これでもランニングに必要な機能は十分揃っています。バッテリー持ち以外はInstinctよりも良いかもね？VO2Maxも測定出来ます。本格的ランナーさんには「ForeAthlete」シリーズの方が良いと思いますが。
というわけでランニング用GPSウオッチに関して、Garmin製が他よりも抜きん出ていると私は思っております。Apple Watchが発売されても、そちらに見向きもしないのはGarmin様のおかげです。?
今回購入したのはInstinct
実は発売当初から気になっており、次購入するならこれにしようと思っていました。特徴は下記の通り。
タフな構造のGPSアウトドアウォッチは、アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠の高い耐熱性、耐衝撃性および耐水性（10ATM）に裏付けされています。繊維強化ポリマー製ケースが更に強度と耐久性を向上させ、耐スクラッチ性に優れた化学強化ガラスを採用。ディスプレイは高コントラストであるため明るい日差しの中でも見やすく、さまざまな過酷な状況に対応します。更に、十分な通気性を備えたシリコン製バンドには、取り外し可能なベルトループが２つ付いており、フィッティング性を高めています。
引用元：Instinct Flame Red | ウェアラブル | 製品 | Garmin | Japan
このInstinctは「アウトドアウオッチ」となっており、純粋にランニング用途ってわけではありません。しかし今時のGarmin製GPSウオッチはほぼマルチスポーツに対応しているのでランニング用途にも使えます。但し「Fore Athlete」シリーズの方がランニング用途向けの機能は多いので、そういったGPSランニングウオッチが欲しいのであれば「ForeAthlete」シリーズから選んだ方が良いだろう。
普段使いはシチズン
普段はシチズンのプロマスターを使っています。機械式腕時計も数年間使ってみたが、メンテナンスに費用がかかるので電池交換も不要なこれにしました。機械式ウオッチは現在お休み中で気が向いたら、そのうちに復活させるかもしれません。
Garminはランニングと自転車通勤時を中心に使います。それから自宅にいる間のライフロガー的にも使っている。あと、長期出張に行った時は24時間常に使おうと思っていた。長期出張の時は現場に入るので、あちこちぶつける事もあったり、埃っぽかったり汚れたり。。。過酷な状況になることもあるのでプロマスターではちょっと勿体ない。二つ時計を持っていくのも「なんだかなぁ。」ですしね。
今回購入した Instinctはタフさが売りなので、周囲の状況に気を使わずに使えそうなところに惹かれたわけです。その点が決め手になり、他のモデルには目もくれずに購入した次第です。
使ってみて
見た目はどうなんだろう？一般的なスマートウオッチともちょっと違うし、G-SHOCK的な感じでしょうか。ディスプレイはモノクロでタッチパネルにもなっていない。操作は全て周囲にあるスイッチで行う。この辺りは徹底したコストダウンの賜物でしょうか、割り切った感がします。
つけ心地が良い
心拍測定機能が付いているので当たり前っちゃあ当たり前なのであるが、手首にフィットする必要がある。シリコンバンドが使われており、これが柔らかくて非常につけ心地が良くて快適だ。これは一般的な腕時計に使われている革バンドやメタルバンドには無い点である。昔のGPSウオッチと比べたら軽量でコンパクトになり、随分と進化したものだと実感する。一つ残念なのはVO2Maxの推定値が測定されないことだけである。
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