画像の引用について当ブログの考え方

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画像の引用について当ブログの考え方

迷走中の東京オリンピックへの道。新国立競技場の予算は1550億円が上限となったようだが、このドタバタ劇の巨大なしわ寄せを喰らうのはのは、受注したゼネコンの実務担当者達なのだろう。私は機械系の設計なので、こういった仕事とは関係ありませんが、それでもこんな大規模な建築物の設計を短期間でやらねばならない状況になってしまうであろう設計者の方々に今から同情しておきます。

引用元: 新国立の縮小計画決定…総工費1550億円上限 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)(リンク切れ。)

政府は28日、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の新たな整備計画を決定した。

総工費の上限を1550億円に設定し、観客席を6万8000席にとどめたことなどが柱だ。

そしてもう一つ、五輪エンブレムの問題。

引用元: 五輪エンブレム撤回、業界から批判と同情の声(リンク切れ。)

2020年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレムが白紙撤回された問題で、エンブレムをデザインしたアートディレクター・佐野研二郎氏(43)に対して、業界では批判と同情の声が交錯している。

私は読売新聞を購読しており、読売プレミアムにも登録しています。新聞購読者は月額150円で申し込むことが出来、海外出張中でも新聞を読めるので重宝しています。

プレミアム会員なので、上記リンク先の記事を読むことも出来るわけですが、批判派の意見として「著作権に触れるようなものは表に出さないというのは常識」、同情派の意見として「審査段階で、無許可で他者の画像を使うことはよくある」と掲載されていた。

もちろん、私は前者の意見が当たり前、後者の意見については「ええっ!」とひっくり返りそうになるくらいの衝撃であった。そりゃあ、ネット上の画像を探せば手っ取り早い事はわかりますが、著作者の許諾がいるんじゃねぇの?

そんなこんなで、ブログ運営をしていると著作権について意識しておかねばなりません。他サイトの画像をどう扱うかについて書いてみた。

画像の引用って可能なのか?

ネット上をブラブラしていると、他サイトの画像を掲載しているブログを見かけることがある。著名なブロガーさんでもやっていたりして、「これって良いの?」と以前から疑問に思っていた。

このブログで他のサイトの画像を使う場合、それは無料で使える画像サイトから使わせていただいてる場合か、「自由に利用出来ます」と掲載されているサイトの画像を利用しています。

無料画像サイトでは、Pixabayを利用する事が最近は多いです。もう一つの場合、例えば総務省のサイトに掲載されている情報を利用する場合に、著作権についてこのように掲載されています。

引用元: 総務省|当省ホームページについて

当ホームページで公開している情報(以下「コンテンツ」といいます。)は、別の利用ルールが適用されるコンテンツを除き、どなたでも以下の1)~6)に従って、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用できます。商用利用も可能です。

このように、基本的に自由に使えるので、当ブログでも下記の記事で画像を使わせていただいております。

このブログでは、今までのところ画像の引用はしておりません。で、文章の引用はよくやりますが、画像の引用についてググってみた。そうしたら、こちらのページで画像の引用と、引用についての答えがあった。

引用元: 著作権なるほど質問箱

「引用」に該当すれば、美術作品又は場合によっては、写真の著作権者の了解なしに、当該作品又は当該作品が写っている写真を掲載することができます。

この回答は、「博物館の広報誌に作品の写真を掲載できるかどうか」という質問に対する回答なので、ブログにも当てはまるとは限りませんが、ほぼ同じ考えで良いと思われます。

ただ、私個人的には「画像の引用」という言葉に違和感を感じる。文章の場合なら、あくまで一部分を掲載することが引用である条件の一つなのであり、全文を掲載すると「転載」になってしまいます。

「画像の引用?画像の一部分だけ掲載ってこと?」いや、そんな事はしないでしょう。大抵画像をそのまま掲載しているのではなかろうか。「これは引用というより、転載ではないの?」と、いうのが私の個人的な感じ方です。

さらにググってみたところ、こちらの記事を見つけました。

引用元: ブログを書くときに注意すべき著作権

一方で画像の引用は、ブログにおいて引用と認められる例は限られています。
例えば、下記のような場合です。

この先はリンク先を読んでいただくとして、やはり画像の引用は文章の引用のように簡単ではなさそうだ。当ブログの記事、GR II を購入したが、GR BLOG がひとまず終了するでコンパクトデジカメ販売数について触れているのですが、その説明についてBLOG: デジタルカメラ メーカー別タイプ別 販売シェアの推移【資料】にリンクを貼るだけに留めておいた。

画像を引用させて頂くと、当該記事を見るだけでコンパクトデジカメ販売数の推移がわかるようになりますが、それだと画像を引用させていただいた側である私にはメリットになりますが、著作者のメリットが減ってしまいます。閲覧者の方には手間になってしまいますが、著作者のページに見に行ってもらった方が良いと私は考えました。

まとめ

画像の引用は要件を満たせば可能です。しかし、文章の引用ほど簡単ではありません。当ブログでは原則として、画像の引用はせずに著作者のページにリンクを貼るようにしていきます。

おまけ

もう10年ほど前ですが、マラソンの完走記にコース図を掲載したいので、利用許諾を得るためにRUNNETにメールで問い合わせをしたことがある。返信は「ダメよ~、ダメダメ!」って内容だったのでがっかりした。

今思えば、引用の要件を満たしていれば、許諾を得なくても使えたことになるわけだが、このようなこともあるので画像の引用は難しい。引用しているつもりでも、著作者からは無断転載と受け止められる場合もあるでしょう。

それと、特に問題無さそうな利用許諾の問い合わせがあれば、快く許可する太っ腹なところを見せてほしいものですね。

参考リンク

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