謹賀新年!と賀正や迎春は何でも良いのか?

謹賀新年!と賀正や迎春は何でも良いのか?Weblog

明けましておめでとうございます。稚拙なブログですが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

私、年賀状作成ソフトはMac用住所録管理・年賀状作成ソフトの定番『宛名職人Ver.21』を使っております。

どの年賀状作成ソフトでも同じでしょうけど、サンプルが沢山あります。その中からどれか気に入ったデザインを選んでそいつを少々アレンジしたり、面倒ならそのまま使ったりしているのではないでしょうか。

で、様々なサンプルに書かれている年賀状の決まり文句があるわけですが、これは何でも良いのか?と疑問に感じたので調べてみた。

年賀状の決まり文句

私が使っている年賀状作成ソフト『宛名職人』からいくつか拾ってみた。

  • 謹賀新年
  • 恭賀新年
  • 迎春
  • 初春
  • 賀正
  • 明けましておめでとうございます
  • 謹んで新春のお慶びをを申し上げます
  • Happy New Year

他にもあるようですが、代表的なところということで、これくらいにしておきます。

大辞林で調べる

こういう疑問を感じたとき、私はネットと大辞林を活用して調べます。ネット上で調べた結果が正しいかどうか大辞林で確認するような使い方が多いかな?今回はまず大辞林から。


謹賀新年

新年を祝って賀状などに書く挨拶の語。

これでは説明が足りないので謹賀も調べてみる。

謹賀

つつしんでよろこびを申し述べること。

謹賀新年「つつしんで新年のよろこびを申し述べる賀状などに書く挨拶の語。」ということですね。


恭賀新年

うやうやしく新年を祝う意で、年賀状に書く挨拶の言葉。

これはもう、このままの意味ですね。ちなみに恭賀についても調べておいた。

恭賀

つつしんで祝うこと。


迎春

新年を迎えること。年賀状の挨拶にも用いる。


賀正

新年を祝うこと。年賀状などに用いる語。


初春

新年。新春。初年。


明けましておめでとうございます

新年を祝う挨拶の言葉。


謹んで新春のお慶びをを申し上げます

この長文は大辞林に有りませんが、これはそのままの意味ですね。「謹賀新年」や「恭賀新年」を文章にしたらこうなるみたいな。


Happy New Year.

これはウィズダム英和・和英辞典 2 – 物書堂で調べた。

新年おめでとう

あまり丁寧さを感じません。

I wish you a Happy New Year!

迎春のお喜びを申し上げます

と、丁寧な表現になるようです。しかしこの翻訳は丁寧すぎ?私には英語力が無いので、これ以上わかりません。(^_^;

ネットで調べる

ネット上で調べてみたら、下記サイトを見つけました。

こちらから引用させて頂くと。

■相手が目上の場合
・「謹賀新年」「恭賀新年」など4文字の賀詞
・謹んで新春のご祝詞を申し上げます
・謹んで初春のお慶びを申し上げます

■相手が目下・友人の場合(目上の人に使ってはいけないもの)
・「寿」「福」など1文字の賀詞
・「賀正」「迎春」など2文字の賀詞

■相手を選ばず使える賀詞
・明けましておめでとうございます
・新年おめでとうございます
・新春のお慶びを申し上げます
・Happy New Year
・(相手が目上の場合の賀詞もOK)

まとめ

新年の挨拶は下記のように使い分けるのが良さそうです。私の判断ではこんな感じ。

目上の人に対して

  • 謹賀新年
  • 恭賀新年
  • 謹んで新春のお慶びをを申し上げます
  • 明けましておめでとうございます

友人や目下の人に対して

  • 迎春
  • 初春
  • 賀正
  • 明けましておめでとうございます
  • Happy New Year

年賀状を書くときに目上の方や友人別に書き分けるのは面倒な場合が多いでしょうから、目上の人に対する挨拶にしておくのが無難なところのようですね。この年末に年賀状を作成した時はこのことを気にしていなかったのですが、友人宛の年賀状には「迎春」を使っていました。友人の中にも目上の方が居るのでちょっと失敗だったかも?

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