昨年の正月にTISSOT LUXURY AUTOMATIC GENT COSC(ラグジュアリーオートマチック COSCクロノメーター認定モデル)を購入して1年ちょっと立ちました。
革ベルトのLUXURY AUTOMATIC
私が購入したのは革ベルトタイプで、つい先日までこのような時計でした。
ビジネスシーンにも合い、渋い革ベルト。これはこれで別に不満があるわけではないが、夏場など汗をかく季節に私のか弱い肌のせいか、手首がかぶれてしまうことがあった。そんな時は普段左手首にはめている時計をしばらくの間右手首にはめて凌いでいたりしたが、右手首までかぶれてしまった。これでは困るので、メタルベルトに交換することにした。
LUXURY AUTOMATIC メタルベルトモデル
私が購入したのと同じシリーズのモデル、1年前よりも種類が増えているような気がするがメタルベルトのモデルも沢山ある。一番上と同じリンク先ですが、TISSOT LUXURY AUTOMATIC GENT COSCでこのシリーズ各種を確認出来ます。
この中で私が購入したのと同じクロノメーターモデルで尚且つメタルベルトなのはT086.408.11.031.00、そうでないモデルならT086.407.11.051.00もメタルベルトのモデルである。特にT086.407.11.051.00は、私の時計をメタルベルトにしたらほぼ同じようなスタイルになると思われる。
メタルベルト注文
私の素人考えですが、LUXURY AUTOMATICシリーズの時計本体のケース、それからメタルベルトの形状は基本的にどれも同じだろうと考えている。なぜなら、この価格帯で同じシリーズのモデルなのに微妙に形状を変えるなんて事をしたらコストアップになり、価格がもっと上がってしまうだろうから。
私がこの時計を購入した梅田(大阪)の時計屋さんへと出向き、メタルベルトに交換したい旨を伝える。私は簡単に応じてくれるだろうと楽観的に思っていたが、実際は違っていた。
店員さん。「同じモデルでもベルトを違う物に交換すると、希に合わない事がある。そうなった場合でも、ベルトを買い取って頂く事になります。」と、こんな感じの説明をされ、私の責任になるように話を持っていかれた。
根拠は無いが、勝手に99.99%くらいは大丈夫だろうと踏んでメタルベルトを注文してもらった。注文したベルトは同じクロノメーターモデルのT086.408.11.031.00の交換用ベルト。多分、クロノメーターモデルでない時計のメタルベルトでも同じだろうと私は思っていますけど。
メタルベルトに交換した
メタルベルトを注文して数日後、入荷したとの連絡があったので、次の日曜日に再び梅田の時計屋さんへと出向いた。
入荷したメタルベルトを確認し、交換して貰うために店員さんに時計を渡した。で、交換作業をしているのだが中々手こずっている様子。「あれ?まさか合わないなんて事はないやろな??」と、待つこと30分ほど。無事に交換出来たようだ。ベルトの長さを調整してもらい時計を受け取った。金額は消費税込みで19,224円でございました。ベルトだけなのにちょっといい値段。これが高級腕時計ならベルトだけで10万円以上なんてこともあるのだろうね。
ベルトを受け取った後、ちょっとお茶をしに妻と入ったカフェでよく見てみたら、ベルトに刻印されている”TISSOT”の文字が逆さまちゃうの?と気付いた。
時計本体の”TISSOT”とベルトの”TISSOT”の向きが反対向き。カフェを出てからもう一度時計屋さんに行って「これ、反対ではないですか?」と伝えて付け直して貰う。
そんなこんなで、ベルト交換後の時計がこちらです。
留め具側から。
留め具を閉じたところ。最初にベルトを交換してもらった時は、”TISSOT”の文字が反対になっていました。
ベルトを交換したことにより、雰囲気が変わりました。クロノメーターモデルにはこれに相当するモデルは無いのでオリジナルな感じにもなって気に入っております。これで手首がかぶれる事も無いでしょう。
LUXURY AUTOMATIC を1年使ってみて
この腕時計の特徴はなんと言っても「パワーマティック80」と「C.O.S.C.クロノメーター」であること。
引用元: クロノメーターの新潮流 『クロノス日本版』スペシャル — [webChronos] — 高級腕時計専門誌「クロノス日本版」オフィシャルSNSサイト —(リンク切れ。)
現在ティソが独占的に使用する「パワーマティック80」は、ミドルレンジにおける事件のひとつに挙げられよう。このムーブメントはETA2824をベースに、エンジニアリングプラスティック製のガンギ車とアンクルで構成された”シンセティックエスケープメント”が組み込まれている。爪石を持たない簡易的な設計だが、軽量なパーツが脱進機効率を高めていることは間違いない。また非常に簡素な作りながら、フリースプラングも盛り込まれている。パワーマティック80を搭載するモデルは、10万円を割るプライスで”C.O.S.C.クロノメーター”を取得しているのだ。
時計に詳しくない私にはよくわからないが、安価でありながらも画期的なシステムのようですね。
滅多に止まらない
「パワーマティック80」とは80時間という長時間のパワーリザーブの事です。日常的に使っていれば、ほぼ針が止まってしまうことはありません。唯一止まってしまったのは年末年始の休暇の際、風邪を引いてしまって殆ど外出しなかった時だけです。家の中では腕時計を外しているので、3~4日ほったらかしておいたら止まってしまうのは仕方がない。
時間の狂いも少ない
クロノメーターの認定基準は「平均日差=-4〜+6秒」となっています。機械式なので個体差もあろうかと思いますが、私が持っている時計は1ヶ月で-1分程度といったところです。日差にすると-1~-2秒くらいですね。
時間を合わす時、私は2分くらい早めに合わせるので1ヶ月に一度合わせれば充分です。2月やその他、30日までしか無い月は日付を合わさなければならないので、月初めに時間も一緒に合わせます。31日まである月の場合は、月初めに日付を合わせる必要が無いので、時間を2ヶ月間合わせない事もあります。機械式にしてこの正確さは感動的ですね。
まとめ
私の場合ですが、革ベルトの腕時計は皮膚がかぶれる場合もあるので、今後時計を購入するとすればメタルベルトの物を選ぶことになります。それからスマートウォッチが各社色々と出てきておりますが、使っていなければ止まってしまう機械式腕時計を使っている限り、こいつを愛用していきます。
Apple StoreでAPPLE WATCHが発売されても今のところ購入するつもりはありません。ランニング用の良いスマートウォッチがあれば考えるかもしれんけどね?
LUXURY AUTOMATIC のメタルベルト仕様品です。
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