SIMロックフリー iPhone 6 Plusを購入してから約半年が経ちました。
以前、小型タブレットの存在意義が無くなってきたなんてエントリーを書いてこんな事を書いていた。
5.5インチのiPhone6 Plusを手にしたら大きさがそれほど変わらない7インチのタブレットを持つ意味が少なくなりそうだ。Kindle Fire HDX 7 16GB タブレットが新型になれば検討しようと思っていたが、その必要は無くなると思われる。
ちょっとググったらこういう記事も見つけました。
引用元: iPhone 6 PlusはiPad miniを消してしまうかもしれない : ギズモード・ジャパン
新たにゴールドカラーモデルが加わり、Touch IDも搭載されてリニューアルしてきた「iPad mini 3」。しかし肝心のスペック面では目新しいものがなく、ほとんど前モデルの「iPad mini 2」とかわり映えしないと残念な発表でもありました。
アップルが先月、ビッグスクリーンを備えた「iPhone 6 Plus」を発表した時に、こうなる運命は決まっていたのかもしれません。ある憶測が海外では飛び出してきてもいるようです…もしやアップルはiPad miniに力を入れなくなってきている、というような。
だがしかし、私としては昨年末にSony Xperia Z3 Tablet Compact SGP621 (SIMフリー LTE, 16GB, Black)を購入したこともあり、すっかり考えが変わってしまった。小型タブレットの存在意義はまだまだあるのである。
iPhone 6 Plus の大きさに慣れてきた
ディスプレイサイズ5.5インチのiPhone 6 Plusですが、電車などで人が使っているのを見ると、「大きなスマホやな〜!」なんて感じてしまいますが、それを使っている自分にとってはそれほど大きいと感じなくなっています。我が家の子供達はiPhone 5Sを使っていますが、今では「何この小さいのは?」と感じるほどiPhone 5S以前のサイズが小さく感じてしまいます。慣れというのは恐ろしいものですね!
iPhone 6、Z3 Tablet Compactと比較
本来ならZ3 Tablet Compactではなく、iPad mini 3と比較すべきなのかもしれませんが私はiPad Airを既に使っているので、色々な意味でiPad mini 3は検討対象に入っておりません。そういう個人的な独断と偏見から比較対象はZ3 Tablet Compactにさせていただきます。
ファブレットと言われるサイズのiPhone 6 Plus、これからの一般的なスマホサイズになるかもしれないiPhone 6、それから8インチタブレットのZ3 Tablet Compactとどの程度違うのか比較してみます。
引用元: ファブレット – Wikipedia
ファブレット(英: Phablet)は、「Phone」と「Tablet」とを合わせた造語。明確な定義はないが、画面サイズが約5インチ以上7インチ未満のスマートフォンとされる[1]。
大きさと重量比較
下表にこの3機種の大きさについてまとめました。ここで注目したいのはブラウザサイズとして記入した欄です。この解像度がブラウザなどでWebを閲覧した際、実際に画面に表示される解像度です。
iPhone 6と6 Plusを比較すると、縦横とも約1.1倍の長さになり、面積比では約1.22倍になります。
iPhone 6とZ3 Tablet Compactとの比較では縦が約1.44倍、横が1.6倍になり、面積比では約2.30倍になります。やはりiPhone 6 Plusといえども、タブレットの画面と比較すると小さいと言わざるを得ないですね。
項目 | iPhone 6 | 6 Plus | Z3 T-C |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 4.7インチ | 5.5インチ | 8.0インチ |
解像度 | 1334×750 | 1920×1080 | 1920×1200 |
ブラウザサイズ | 667×375 | 736×414 | 960×600 |
本体サイズ mm | 138.1×67.0×6.9 | 158.1×77.8×7.1 | 213.4×123.6×6.4 |
重量 g | 129 | 172 | 270 |
上表の名称欄は下記のように省略しています。
- iPhone 6 = iPhone 6
- 6 Plus = iPhone 6 Plus
- Z3 T-C = Z3 Tablet Compact
表示画面比較
ホーム画面比較です。iPhone 6と6 Plusでは表示されるアプリアイコンの数は4列×6段の24個と同じです。Z3 Tablet Compactは6列×5段の30個になります。まあ、これはiOSとAndroidの違いがあるので比較しても仕方がないかもしれません。
Yahoo!表示画面の比較です。iPhone 6と6 Plusはモバイル用画面、Z3 Tablet Compactはパソコン用画面が表示されます。
全てパソコン用画面にしてみました。iPhone 6と6 Plusはこのままでは文字が小さすぎて読めません。Z3 Tablet Compactも少し文字は小さめですが、読むことは出来ます。タブレットの良いところはパソコンと同じ画面でもWebを閲覧出来るところですね。スマホとしては大きいかもしれませんが、5.5インチのiPhone 6 Plusではモバイル用画面で見た方が快適です。
Kindleで電子書籍を表示してみました。これもやはりZ3 Tablet Compactが一番快適に読めます。iPhone 6や6 Plusで読むのはその端末しか持っていない時に読む場合だけかもしれません。PDFファイルを見る場合でも、Z3 Tablet Compactなら拡大操作をする頻度はiPhone 6や6 Plusと比較すると格段に少なくなります。
まとめ
iPhone 6 Plusを購入する前は小型タブレットの代わりにもなるかと期待していたが、実際はそこまでの物として使えないというのが実感です。iPhone 6と比較してもディスプレイに表示される情報量は少し増える程度なのでちょっと大きめのスマートフォンといったところです。だからといってiPhone 6 Plusがダメなわけではありません。メインで使っているのはやっぱりiPhone 6 Plusですからね。ただ、タブレット代わりにするにはちょっと小さいというのが実感です。
私の場合ですが、9〜10インチのタブレットは外出先で使うにはちょっと大きい。自宅やオフィスでならMacBook AirやノートPCの出番になります。
今現在は8インチサイズのZ3 Tablet Compactが持ち運びにも便利で一番使いやすいタブレットだと感じています。
USBケーブルを抜き差しせずに充電出来る卓上ホルダーです。防水機能付きのXperiaには必需品ですね。
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