先週、中国の廈門と上海に出張へ行ってきた。廈門では、時間が出来たので先方の方に観光へ連れて行ってもらった。行った先は福建土楼。
Wikipediaから説明を引用させて頂く。
福建土楼(ふっけんどろう)とは、中国福建省南西部の山岳地域にある、客家その他の人々による独特の版築建築物。客家土楼(はっかどろう)ともいう。12世紀から20世紀にかけて建てられたものがほとんどである。土楼は通常、外部立ち入り禁止の大きな建物で、長方形か円形をしており、厚い土壁(180センチ以上)と木の骨格から成り、高さは3階か5階、80家族以上が生活している。この土でできた建物は通常1つの入口しか持たず、その入口も、鉄板で頑丈に補強された厚さ10センチから13センチの板戸で守られている。建物の最上階には、盗賊を防御するため、狭間が空けてある。
福建土楼は、初渓 Chuxi 土楼群、田螺坑 Tianluokeng 土楼群、河杭 Hekeng 土楼群、高北 Gaobei 土楼群、華安県の大地 Dadi 土楼群、洪坑 Hongkeng 土楼群、衍香 Yanxiang 楼、怀远 Huiyuan 楼、振福 Zhenfu 楼、和贵 Hegui 楼など、46を数える。これらは2008年、福建の土楼として、ユネスコの世界遺産に登録された。「生活と防衛を集団で行う組織の、特徴的な伝統的建築と機能の例として、またその環境と調和したあり方に関して」優れた点が認められたのである。
Google マップでの田螺坑土楼群は左のリンク先で観る事が出来ます。この周囲の村にもたくさん土楼があり、Google マップで探すのも面白いです。
四角い土楼
四角い土楼を外部から観たところ。
こちらは内部。1階部分は観光客向けの土産物屋さんとお茶屋さんになっています。
丸い土楼
丸い土楼を外部から。
丸い土楼の内部。
こちらは、700年前の土楼内部。外から見たら、少し傾きかかっていました。柱が斜めになっているのは、強度を綿密に計算した結果と聞きましたが・・・?
1階、部屋の前にはキッチンがあり、生活している様子がうかがえます。
Googleマップで探してみたら、観光客が行かないような場所にもたくさん土楼があるようだ。そんな場所にも一度行ってみたい気分になります。交通手段も無さそうな場所なんで、そんなに簡単に行けないだろうけど。
それと、ひとつ残念なのはDP2を持って行かなかった事。まさか観光に行けるとは思っていなかったから。次回からは、取り敢えず持って行くことにしよう。
おまけ
中国に来て、こんなに青く澄んだ空を見たのははじめてかもしれないです。中国の山間部に行けば、まだまだ美しい自然が残り、のどかな風景を見ることも出来るんだなと感じた。
まだまだ現役っぽいトラック。
そのトラックの運転席。
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