いつかはクラウン!ってCMがその昔ありましたが、時計ならいつかはロレックス!ってなところでしょうか?
昨年香港に出張で行ったとき、お金持ちの紳士が金無垢のロレックスをはめているところを見た。そして、そういう人が身につけていると嫌みにならないものだと感じた。しかしながら、自分のような庶民がロレックスを身につけても時計だけが浮いちゃうでしょうから、ロレックスを購入する事は多分これから先も無いでしょう。
現在の時計市場
時計市場がどうなっているのか少し調べてみた
携帯電話やスマートフォンが普及して腕時計の市場は減少しているのかと思いきや、意外にも成長しているのに少し驚いた。但し、リーマンショック以前の水準には戻っていないようですが。
国内時計市場は拡大するも、リーマンショック前の水準には及ばず
分野別に見ると、国内ウォッチ(腕時計)市場は前年比11.8%増の4462億円と大きく成長した。同市場では75.6%をインポートウォッチが占め、さらにインポートウォッチ市場の約86%をスイスの高級機械式時計を中心とした欧米からの製品が占めているが、スイス時計の好調が全体のベースアップに貢献した。
時間を確認するには、上にも書いたように携帯電話やスマホで確認できるから腕時計をしない人もちらほらといらっしゃる。単に時間を確認するだけなら、安価な時計でも充分なのである。それでもなぜか機械式時計はスイスの高級機械式時計を中心に結構売れているようですね。
で、私が購入したのは高級ではない部類の腕時計、Tissotというメーカーのものです。購入した理由は今まで使っていた腕時計が壊れたから。今まで使っていたのはクォーツ式の一般的な腕時計だが、今度は少し憧れていた機械式腕時計、若しくは実用的で少し良い時計にしようと思っていた。
ネットでいろいろと物色もしていたのだが、結局は梅田をブラブラして見つけたものを購入した。そして購入したのはLUXURY AUTOMATIC GENT COSC(ラグジュアリーオートマチック COSCクロノメーター認定モデル)というモデルです。
Tissotってどんなメーカー?
購入したお店の兄さんいわく。「日本ではHAMILTONが人気ですが、世界的にはTissotの方が遙かに有名で売れています。」とのこと。又、このモデルを新聞広告に載せると問い合わせが沢山あるとも言っておられました。
イソザキ時計宝石店様から引用させて頂くとコストパフォーマンスにも優れたメーカーと謳っておられます。
現在、世界150カ国以上で販売され、とりわけ欧州・米国では、知らない人がいないとされるティソ。その秘密は『同額を出すなら、数ある時計の中でも、ティソこそが最高のクオリティを提供する』とティソのスタッフが断言するほど、自信に満ちた品質と価格にあります。
機械式腕時計に興味はあるが、高級なのはちょっと。という方にお勧めなメーカーかもしれません。
LUXURY AUTOMATIC GENT COSC
私が購入したこのモデルの特徴。
パワーマティック80ムーブメント
Tissotのサイトから。
このコレクションを真に素晴らしいものにしているのは、その心臓部です。その秘密は、80時間という驚くべきパワーリザーブを実現した、最新の革新的な「パワーマティック80ムーブメント」にあります。
なんといってもこのモデル最大の特徴は80時間という長時間のパワーリザーブですね。一般的に機械式腕時計のパワーリザーブは40時間から長いものでも60時間くらいではないでしょうか。週末に時計を外し、月曜日になっても時を刻んでいるのが売り言葉の一つになっているようです。
CHRONOMETER
スイス時計技能協会(C.O.S.C Controle Officiel Suisse des Chronometres)の認定品。
認定基準【ムーブメントの直径20mm以上で面積314mm2以上の場合】
- 平均日差=-4〜+6秒
- 平均日較差=2秒以内
- 最大日較差=5秒以内
- 垂直・水平の姿勢差=-6〜+8秒
- 最大姿勢偏差=10秒以内
- 温度係数=-0.6〜+0.6秒
- 復元差=+5〜-5秒
私が持っている実機の日差は一日あたり、-1秒くらいです。腕時計は2分くらい早めに合わす主義なのですが、この程度の日差なら1ヶ月に1度合わせればよさそうです。
外観
外観はこんな感じ。大人向けということなので、シックなデザインになっています。
日付が替わるタイミングを1度だけ観察しました。おそらく0時1分前から準備がはじまり、0時10秒前くらいにカチッという音と共に一気に替わります。
裏面はスケルトン。ここから見える細かな機械が動いているところが男心をくすぐるのですよね。
革バンドなのですが「プッシュ式バタフライバックル」でワンタッチで止められます。
ソーラー電波時計やGPS時計など、革新的な技術で実用性では文句のつけようのない時計もたくさんありますが、こういった機械式腕時計の技術にも魅力を感じます。電源無しで如何にして長時間且つ正確に時を刻ませるか!デジタル技術がぐっと進歩してもこいつは残っていきそうですね。
関連リンク
革新的なムーブメントを搭載したTISSOTの「LUXURY AUTOMATIC」誕生(リンク切れ)
スイスといえば真っ先に時計を思い浮かべる人も多いだろうが、国旗を企業のロゴマークに入れられるほどの名門ブランドとなるとそう多くはない。時計メーカーTISSOT(ティソ)はそのひとつにあたる数少ないブランドだ。1853年、日本ではペリー来航に沸いたその年に誕生し、今年で160周年を迎えた。
イソザキ時計宝石店BLOG TISSOT~ティソについて(リンク切れ)
ヨーロッパ人の厳しい品質選択基準を十分満足させている為、欧州では圧倒的な人気を博しており、年間生産本数は、200万個を超え世界第一位のブランド生産量を誇っています。
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