厦門(アモイ)を歩いた – コロンス島(鼓浪屿)

厦門(アモイ)を歩いた – コロンス島(鼓浪屿)Weblog

アイキャッチ画像はコロンス島の日光岩から厦門を眺めたところ。

厦門から帰ってきましたが、しばらくは厦門ネタで引っ張ろうかと企んでいます。で、出張に行っている間にコロンス島を案内してもらったので紹介する。

コロンス島とは?

厦門で1番の観光地。中国各地から多くの観光客が来ており、平日でも多くの人で賑わっています。外国人観光客もちらほら見えます。

場所

厦門本島の南西にある小さな島です。コロンス島の向かいには厦門本島の観光地である中山路歩行街があり、厦門に行ったらコロンス島と中山路歩行街には必ず行くべきお勧めスポットです。

どんなとこ?

引用元: 廈門/鼓浪嶼 – Wikitravel

かつてアヘン戦争後の南京条約で廈門が列強に開港された際、アメリカ、イギリス、日本、ドイツ、フランスなど、列強諸国の共同租界がこの島に造られたことで広く知られている。今でも島内のあちこちには、赤レンガ造りの洋館が建ち並ぶ区画が残されており、青島など、やはり租界が置かれていた国内の他の街と同様に、中国の一画にいるとは思えないような、往時の面影を色濃く留めたエキゾチックな空間が島全体に広がっている。

欧米列強の領事館や洋館があり、一般的な中国の雰囲気とは違います。車の乗り入れも禁止されているので、出来れば泊まりがけで島をゆっくりと歩いて観光するのが一番良いと思います。

この記事のタイトルには「厦門を歩いた」と書いていますが、実際には観光用の電動車に乗って半周ほどし、残りの半周を歩いて主要なところを観光しました。

コロンス島の行き方

以前は中山路近くから乗船してコロンス島に渡れたのですが、2015年10月から厦門市民以外(外国人も含む)の方は違う場所から乗船するようになりました。金額も8元から35元にアップしています。アモイネットでコロンス島への行き方について書かれているのでリンクさせていただきます。

出発前の写真

东渡邮轮码头から乗船したのですが、出発まで少し時間があったので乗船前の写真を載せます。

まずは切符売り場の様子。平日なのですが、このくらい賑わっています。休日になると凄い人出になると思われます。

切符売り場 その1

切符売り場 その1

切符売り場 その2

切符売り場 その2


出航まで少し時間があったので、乗船場2階に上がってみた。このようなユニークな人形さんが出迎えてくれました。

レストラン入口でお出迎え

レストラン入口でお出迎え

乗船までの時間をつぶす人々

乗船までの時間をつぶす人々


時間になり、フェリーに乗船。乗船後間もなくと、少し離れてから乗船場を撮りました。

フェリーから乗船場を撮る

フェリーから乗船場を撮る

これもフェリーから乗船場に向かって撮った

これもフェリーから乗船場に向かって撮った

コロンス島の写真

コロンス島の三丘田码头に到着です。

三丘田码头に到着

三丘田码头に到着


観光用の電動車に乗ってコロンス島を反時計回りに半周ほど廻る。チケットはこの写真の店で購入出来ます。

観光電動車のチケットを購入する店

観光電動車のチケットを購入する店

満席になるまで出発しないので、近くの便利店を撮ってみる。

電動車から便利店を撮影

電動車から便利店を撮影


電動車が満席になり出発しました。途中、電動車から撮った写真です。

電動車から撮った写真

電動車から撮った写真


この岩は、コロンス島の名前の由来になっていると聞きました。

コロンス島の名前の由来となった岩

コロンス島の名前の由来となった岩

引用元: コロンス島(鼓浪嶋)

アモイ南西部にある小さな島です。中国語で「鼓浪嶋」という。島の名前の由来は、西部にある岩礁が風雨にさらされ洞窟になり、満潮時になると波に叩かれ太鼓のような音を発したことにようです。コロンス島(鼓浪嶼)は全国景観35選にも選ばれている中国を代表する景観地で、アモイ島とは鷺江と呼ばれる海峡を隔てて向き合っています。島の面積は1.78平方キロで、2万3000人余りが生活をしています。


菽荘花園の辺りで電動車を降り、近くのレストランで昼食。食事の写真は省こう。

電動車を降りたところから見える日光岩

電動車を降りたところから見える日光岩

レストラン入口

レストラン入口


昼食後、コロンス島の最高峰「日光岩」に歩いて向かう。その途中です。

厦門故事

厦門故事

日光岩への道中

日光岩への道中

日光岩

引用元: コロンス島(鼓浪嶋)

日光岩は俗に「晃岩」と呼ばれ、1647年に鄭成功がここを訪れた時、ここの景色を見て、日本の”日光山”より美しいと思って、”晃”を崩して”日光岩”と改称したという伝えがあります。日光岩は島の中央部にあり、島で一番高い山です、(海抜92.7メートル)。鼓浪嶼の最高峰で、直径40mを越える巨石であります。

日光岩入口です。

日光岩入口

日光岩入口


入口を入るとこのようなお寺があります。

日光巌寺

日光巌寺

鐘樓

鐘樓

彌陀殿

彌陀殿


上っていく途中。この岩に挟まれた階段は、夏でも涼しさを感じる場所ということだそうです。

涼しさを感じる岩

涼しさを感じる岩

こちらは砲台。

砲台

砲台

月餅をいただき、どんぶりのような器の中にサイコロを振っている様子です。

月餅をいただいているところ

月餅をいただいているところ

頂上へ到着する少し前、この日光岩の巨岩が見えます。

日光岩の巨岩

日光岩の巨岩


日光岩の頂上に到着です。ここからの写真を2枚ほど。遠くに見えるビルが完成間近な厦門で最も高い建築物です。

日光岩の頂上から その1

日光岩の頂上から その1

こちらは中山路歩行街の方に向かって撮った写真。

日光岩の頂上から その2

日光岩の頂上から その2

菽荘花園とピアノ博物館

日光岩を下り、最初に電動車を降りた場所の近くにある菽荘花園へと向かった。

引用元: コロンス島(鼓浪嶋)

菽荘花園は、海が見渡せる庭園、1913年に建てられ、鼓浪嶼島の南部に位置します。台湾豪商林雨嘉(字菽藏)が甲午戦争の後、難を逃げれて家族を連れコロンスにやって来た時に建造されとものです。

菽荘花園 その1

菽荘花園 その1

下の写真右側に写っている岩場のような場所は子供が遊ぶため、溶岩で作られたそうです。「ん?溶岩?火山ってどこにあるのですか?」この問いには答えてもらえなかったです。もしかしたら溶岩ではないかもしれません。

菽荘花園 その2

菽荘花園 その2


ピアノ博物館に向かって上っていくと、海岸が見えます。

ピアノ博物館へと上っていく途中から見える海岸

ピアノ博物館へと上っていく途中から見える海岸

そしてこちらがピアノ博物館。以前は島民の95%以上の方がピアノを弾くことが出来たそうです。それだけ豊かな生活をしていたということでもあります。ピアノ博物館は撮影禁止なので写真はありません。興味深いピアノが沢山展示されています。

ピアノ博物館

ピアノ博物館

引用元: 廈門/鼓浪嶼 – Wikitravel

中国で唯一つの、ピアノのみを扱った博物館。17世紀頃以降にドイツやアメリカなどで作られたピアノが多数展示されている。ピアノが今のような形体になるまでにいろいろな形のピアノが造られていたことが窺えてとても興味深い。

鄭成功像

ピアノ博物館から厦門本島からもよく見える鄭成功像へと歩いて向かう。途中で見かけた英国領事公館旧址。

英国領事公館旧址

英国領事公館旧址

大きくてピンクなハイビスカス。その向こうに鄭成功の像が見えます。

ピンクのハイビスカス

ピンクのハイビスカス


鄭成功の像に到着。真下から見たらデカすぎてなんだかよくわからん!

巨大な鄭成功像を下から撮影

巨大な鄭成功像を下から撮影

こちらは少し離れた場所から眺めてみた。

少し離れた場所から鄭成功像を眺める

少し離れた場所から鄭成功像を眺める

引用元: アモイに聳え立つ日中共通の英雄・鄭成功像(リンク切れ。)

島の突端に巨大な「鄭成功」像が台湾方向を見下ろすように聳え立っていた。約300年前、鄭成功は軍を率いて台湾海峡を横断し、オランダに38年間占領されていた台湾を1661年に解放した。このときから、鄭成功は侵略者と勇敢に戦う中華民族の英雄として語り継がれることになった。その鄭成功は7歳までの間、現在の長崎県平戸市で過ごした。


鄭成功像を観た後は厦門本島側の海岸沿い道路を歩いてフェリー乗り場方面へ向かい、オルガン博物館を目指す。その途中の写真をいくつか載っける。

途中のお茶やさん

途中のお茶やさん

対岸はすぐそこ

対岸はすぐそこ

洋館

洋館

このように中国らしさを感じる通りもあります。

中国らしさを感じる通り

中国らしさを感じる通り


オルガン博物館到着です。こちらも撮影禁止なので内部の写真はありません。入ってすぐに巨大なパイプオルガンが展示されており、圧巻です!

オルガン博物館入口

オルガン博物館入口

引用元: 廈門/鼓浪嶼 – Wikitravel

コロンス島内で最も有名な洋館の一つ、八卦楼の内部が博物館として公開されており、コロンス島出身でオーストラリア在住の個人収集家のコレクションを中心に数十台のオルガンが展示されている。


オルガン博物館からフェリー乗り場まで歩く途中に撮った写真。

路地

路地

お茶する店

お茶する店

小さな珈琲ショップ

小さな珈琲ショップ

三丘田码头

三丘田码头

今回はここまでの観光で終了です。フェリー乗り場に向かい、厦門本島に帰りました。所要時間は6時間くらいでした。機会があればたっぷりと時間を取って歩いて廻りたい場所です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました