テレビのバラエティー番組を観ている気分で「生きる悪知恵」と「家族の悪知恵」を読む

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テレビのバラエティー番組を観ている気分で「生きる悪知恵」と「家族の悪知恵」を読む

漫画家、西原理恵子さんの著書を2冊読んだ。読んだきっかけはどこで見たのか忘れたが、ネット上で絶賛されていたから。私は西原理恵子さんを知らなかったのだが、本を読みつつ調べた。

読んだのはこの2冊

どんな内容なのかをあまり気にせずに2冊をポチッとしました。Amazonの内容紹介にはこのように書かれております。

『ぼくんち』『毎日かあさん』で知られる人気漫画家・西原理恵子さんが、波瀾万丈な人生経験をふまえて、恋愛、家族関係から仕事、おカネの問題まで、あらゆる悩みに答える「人生相談」エッセイです。

この2冊とも、人生相談に対する回答という形で書かれた書籍です。


テレビ番組を観ているような読書感

この2冊の書籍、読み進めているうちになぜか上沼恵美子さんの顔が頭に浮かんできた。読んでいる感覚がテレビのバラエティー番組を観ているのと同じような感じ。自宅に帰ってテレビを点けたらバラエティー番組をやっていて、ビールでも飲みながら観ているっちゅう感じかな。特にそれが観たかったわけではないが面白いから何となく観ているというような状態です。

どんな内容か少し紹介すると、「ダンナは川に流してください。」なんてドキッとするような過激な表現で相談に回答されている場面もあります。結論は

子供の手をしっかり握って、ダンナは川に流しましょう。

となっております。これは「ダンナがモノノフで困っています。」という相談に対する回答で、「川に流しましょう=別れましょう」というふうに捉えることができます。モノノフって何のことかわからなかったので、リンクしておきます。

モノノフについて引用元: モノノフとは – 日本語表現辞典 Weblio辞書

カタカナ表記で「モノノフ」と表記する場合は、女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のファンならびにライブの観客を指すことが多い。

この本には上で紹介したように、「そんなんでええんかい!」というようなことも書かれていますが、大抵は笑って流せるような内容です。しかし、一点だけ私が引っ掛かった部分があるので、そこを書籍から引用しておきます。

何なら一回籍入れてからまた抜くという手もある。現実に、子供を保育園に入れるために偽装離婚してる人とかいますからね。「母子家庭でーす」って言えば、わりと優先的に入れてくれるから。私はそういうウソはついていいと思ってるんです。「ずるい」とかそういう問題じゃない。自分の子供を育てるためには卑怯なことでもやるんです。高知県にはそういう偽装母子家庭多いですよ。生活保護と児童扶養手当もらいながら別れたはずの夫が公団に一緒に住んでるっていう。わりといいですよ、偽装離婚。

「事実婚だったが子供ができた。子供のためには入籍すべき?」という相談に対する回答の中で述べられております。上に引用した文章からは、笑って流せるようには感じられなかったです。この2冊の書籍を読んでみて一番考えたのがこの部分になる。

この本のコンセプトはタイトルの通り「悪知恵」なのだろうが、思っていても公の場に出してはいけない一線があると思う。その線を越えていると私には感じられた。例えば「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」とかいうのをお笑い番組などでやるのは構わないと思うが、この回答の中からはそういったものを感じなかった。感じれば笑って流せるのだけどね。

ついでなので、偽装離婚についてもちょっとググってみた。

引用元: 偽装離婚|主な目的と生活保護や保育所入園との関係性|厳選 離婚弁護士ナビ

現在、法的な罰則が比較的軽く実際に偽装離婚を取り締まることは難しいとされています。離婚の事実を捏造し、不正に経済的な恩恵を受けていた事実が明らかになると、公正証書原本不実記載など罪に問われます。

ちなみに裁判所の判断として離婚というのは、離婚の意思ではなく、離婚の届出をする意思の有無によって成立するかどうかが決まるようです。その意味では偽装離婚と言っても、法的には完全離婚ということになります。

引用元: 弁護士・江さんの何でも法律相談「偽装離婚は有効でしょうか?」 – 山下江 [マイベストプロ広島・山口]

こと離婚に関しては、離婚の意思があったかどうかではなくて、離婚という届出をする意思があったかどうかで決まるのですね。

悪知恵を働かせてちょいと得をしようと企んでも、もっと大きなしっぺ返しがあるかもしれないと覚悟しておいた方が良いですな。

まとめ

さらっと読めるので、ちょっとした時間潰しには良いが、アラフィフのおっさんが読む本ではなかったかな。というのが正直なところ。1冊目を読んでいる最中に2冊ポチったのは失敗だったなと感じた。が、2冊とも読んだけどね。

悩み事がある人が読めば参考になるのかな?気分転換にはなるかもしれない。それと、読んでいる最中に固有名詞が出てきて「誰々さんならそうだね。」みたいな事が書いてあり、「誰それ?」ってなる部分もあった。サスガに高須先生はわかるけど、それ以外は「何のこっちゃわからん。」です。

真面目にこの本を読めば賛同しかねる部分もあるのだが、真面目に受け取るものでもなかろうとも思う。最後に為末さんが書かれている記事を紹介しておきます。

引用元: TAMESUE.JP | 正しさと戦い方

どうすべきかを人は考えていく。より正しさを追求する人もいれば、そうは言っても現実的に戦って勝たないと、と戦い方を優先する人もいる。ここで重要なのはそれが出来ると知っていて敢えてするのかどうかという点だろうと思う。

どちらが正解なのか?それはその時々によるのではないでしょうか。

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