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以前大人だからこそ思い出したい裸の王様という物語というエントリーを書いた。この時は比較的身近なところで問題が発生していたので、「裸の王様」ってどんなんだっけ?と調べてみたりした。
身近なところでの出来事ではありませんが、今年はスポーツ界のパワハラ問題や某大学の裏口入学やら大人社会の悪い面がよく見えてしまっているニュースが多いように感じる。ただ、同じような事は古くから多くあったのだろうが、現在はこのような事が可視化される世の中になったのではないかと感じる。
SNSで拡散される時代に
日大のタックル問題は、SNSで拡散されてからニュースになったような印象があるが、もしSNSが無かったら問題になっていなかったかもしれない。総務省のページから画像をお借りしてきましたが、下記が年齢別SNS利用率です。
出典:総務省ホームページ 務省|平成29年版 情報通信白書|SNSがスマホ利用の中心に
これを見れば、SNSを利用しているのは20〜30代が中心である事がわかる。一方で権力を持っている人が多くなる50代以上の年代ではSNS利用の割合が減ってくる。問題となっている権力者達は、自分達がSNS上で話題になっている事を直に見ていないのではないのだろうか?問題となっている当事者は村社会の出来事が外からも見えている世の中になっているという事に気づいていないのだろう。
ボクシングの村田選手が「もうそういう時代ではない。」と発言されていましたが、全くその通りかと思います。居合道の問題など、部外者から見ると最も相応しくない人が結果的に八段や範士になってしまうシステムになっているなんて、呆れてしまいますね。
自分自身に鑑みて
ニュースになるほど大きな事でなくとも、身近にも似たようなことは多くある。組織の中で権限を持っていれば、叱ってくれる人が少なくなったり、叱ってくれる人自体がいなくなってしまうこともある。
同じことを若手がやれば叱られてしまう事が明らかなことでも、立場が高ければお咎め無しになってしまうというようなことは、身近でもよく見かけることだ。
私自身も立場が高いわけではないが、アラフィフを越えるような年齢になってしまったので、自分ではそう思っていなくても、若手からは意見しにくいのだな。と、感じることがある。
立場が高くても人としてどうなのよ?と思われていても意見してくれる人がいないので、余計に自覚が無くなっていく。そうならないよう、常々自覚を持ち、謙虚さを忘れないようにしていきたい。
エレキギター復活してから2年半程経ち、ようやく愛用ピックが決まってきた。フェンダーのティアドロップ型よりも少し小振りで弾きやすい。
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