ガジェット好きな私は読書家というほどでもないが、Amazonが日本で最初の電子書籍リーダーを発売したKindle Paperwhite Wi-Fi (2012年モデル)を購入して使っていました。
これに大きな不満があったわけでもないが、電子書籍リーダーとしては最高峰と言っても過言ではないと思われるKindle Voyage Wi-Fi + 3G、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダーをこの5月に購入した。
ただ、最高峰かどうかは他の電子書籍リーダーには感心が無いので全くわかりませんけど、、、。それから買い換えたきっかけは海外出張に持って行くため、軽くて高性能なKindleが欲しくなったという理由です。Paperwhite だとその差が小さいから選択肢に入らなかったのです。せっかくなのでカバーもリミテッドエディションを選んだ。下記リンク先です。
Paperwhite と Voyage の仕様比較
Paperwhite が新しくなり、Voyage との仕様の差が小さくなってしまいましたが、その仕様を一覧表にしてみました。私は買うならPaperwhite 以上と思っているので、最も廉価版のKindleは除外しました。
Kindleの種類 | Kindle Paperwhite | Kindle Voyage |
---|---|---|
価格 | ¥14,280 (プライム会員価格 ¥10,280 ) | ¥23,980 |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6インチ |
反射抑制スクリーン | あり | あり |
内蔵ライト | あり | あり 明るさの自動調整機能付き |
:ページ送り | タッチスクリーン | タッチスクリーン ページめくりボタン付 |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
接続 | Wi-Fiまたは Wi-Fi + 無料3G | Wi-Fiまたは Wi-Fi + 無料3G |
ストレージ | 最大数千冊(書籍の場合) Amazonコンテンツは クラウドに無料・容量無制限に保存可能 | 最大数千冊(書籍の場合) Amazonコンテンツは クラウドに無料・容量無制限に保存可能 |
サイズ | 169 x 117 x 9.1mm | 162 x 115 x 7.6mm |
重量 | Wi-Fi : 205g Wi-Fi + 無料3G : 217g | Wi-Fi : 180g Wi-Fi + 無料3G : 188g |
バッテリー | 数週間 ワイヤレス接続オフ、一日30分使用 | 数週間 ワイヤレス接続オフ、一日30分使用 |
上表の通り、仕様の差が価格ほどではなくなってきたかもしれませんが、それでも私は Voyage を一押しします。
Kindle Voyage の外観
1番上のアイキャッチ画像がプレミアムレザーカバーを付けた Voyage の裏面です。
こちらが正面側になります。カバーをめくるとスタンドになるよう、折り目が付いています。

プレミアムカバーを付けた正面側
プレミアムカバーは縦に開きます。

プレミアムカバーは縦にめくります
手に持って読むときは、カバーを裏面に折り返します。

プレミアムカバーを裏面に折り返した
プレミアムカバーはスタンドにもなるので、手に持たずに読むことも出来ます。

プレミアムカバーをスタンドにして立てた
スタンドにしたプレミアムカバーはこのようになっています。

プレミアムカバースタンドの裏面

プレミアムカバーをスタンドにして側面から見たところ
私はamazonプライムメンバーなので、プライム対象の「サラリーマン金太郎」を読んでみました。漫画はこのように表示されます。

サラリーマン金太郎を表示
こちらは三国志。300ppiの解像度なので、テキストを読むにも美しく表示されます。

三国志を GR II でマクロ撮影
Kindle Voyage が良い理由
このブログを見ている方ならわかると思いますが、私はどちらかと言うと、少し高めの金額を払って快適さを手に入れたい方です。だからと言ってお金持ちなわけではありません。高めの金額と言っても数万円レベルまでの話です。
例えばパソコンを買う場合、あまりにも予算をケチると動作の遅さにイライラしてばかりになります。それなら少し高くても動作がキビキビしたパソコンを選ぶ人なのである。
Kindle Paperwhite と Voyage との金額差にそれ程の価値があるかどうかは人それぞれでしょうが、私は Voyage を選ぶ人なのである。で、この2つのKindleの大きな違いはこの2つしかありません。
- 明るさの自動調整機能付き
- ページめくりボタン付
たったの2つの違いだが、この違いが大きなアドバンテージになっていると私は感じます。
とにかく読書に集中できる
明るさを自動調整してくれるおかげで、余計な操作をしなくてもよい。これがすこぶる快適です。周囲が明るくても暗くても、内蔵ライトの明るさを自分で調整する必要がありません。読書のために余計な操作をしなくてもよいってのは凄く重要だと実感できます。紙の書籍だと勝手にページがめくれてしまう事もあり、手でページを押さえる必要がある場合もありますが、電子書籍の場合そんな必要も全くありません。まあ、これは廉価版 Kindle の場合も同じですけど。
下の画像のように、Voyage だけにあるページめくりボタン。このボタンが端末左右にあるので、この部分を軽く押すだけでページを送ったり戻したり出来ます。これもとても楽ちんです。

Voyage のページめくりボタン
目が疲れない
電子書籍は専用リーダーを購入しなくても、スマホやタブレットでも読めますが、やはり専用リーダーは目に優しい。画面が反射しないから紙の書籍を読むのとそれ程違和感を感じずに読めます。上にも書きましたが、Voyage ならではの明るさ自動調整機能がさらに目に優しくなっています。
下の画像は Z3 Tablet Compact で三国志を表示したところです。タブレットでしか電子書籍を読んだことがなければ、「まあこんなもんか。」と言う感じかもしれませんが、画面がテカテカとしているので目が疲れやすいです。

Xperia Z3 Tablet Compact のKindleで三国志を表示した
Voyage と Z3 Tablet Compact を並べてみた。Voyage の画面はテカテカしていません。

Kindle Voyage (右)と Z3 Tablet Compact
まとめ
私が購入した Kindle Voyage と プレミアムカバーを合わせれば3万円以上になります。これだけの金額を出せばどれだけ紙の書籍を購入出来るんや!ってな金額ですね。一般的な読書家にとっては不要なモノかもしれませんが、大量の書籍を持ち運ぶことが出来、紙の書籍以上に読書に専念出来ます。Paperwhite も良いですが、もうワンランク上の快適さを求めたい方にお勧めです。
Voyage にはこいつが似合います。
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