ラリー・カールトンの “Room 335” を弾きたい

ラリー・カールトンの"Room 335"を弾きたいGuitar / Ukulele
ラリー・カールトンの"Room 335"を弾きたい

アイキャッチ画像は、この記事とは全く関係ありませんが、神戸のメリケンパークで撮った写真です。場所はGoogle マップ – メリケンパークを参照してください。南京町も近いし、良い場所ですね。

さて、ギターレッスンの方は12月からお休みしています。理由は中国への海外出張が入ったからです。年末年始は一旦帰国していますが、1月も中国へ行くので、今月もお休みすることになります。

で、現在ギターレッスンとは別に弾いてみたい曲が記事タイトルの通り、ラリー・カールトンの “Room 335” です。とは言っても、今の私ではまだまだ実力不足っぽいのではありますが。

ラリー・カールトン

10代の頃にエレキギターを弾いていた私は、フュージョン系のギターにはあまり関心が無かった。それでもフュージョンギターの2大巨頭と言っても良いのでしょうか?ラリー・カールトンとリー・リトナーの名前は私も知っていた。ただ、当時はロック系のギターを中心にやっていたので、この2人が演奏している曲を聴く機会も少なかったし、演奏してみたいという気持ちも起きなかった。(実際問題当時はレコードでも購入しなければ、聴くことが出来なかったのですが、当然若い私には様々な曲を聴けるほどのお小遣いが無かったという事情もある。)

ラリー・カールトンの愛機は “Gibson ES-335” というセミアコースティックなエレキギターである。ギターをやらん人にはさっぱり何のことやら分からないかもしれないが、ギターの構造がアコースティック・ギターとエレキ・ギターの中間のような造りになっているギターのことになります。下の画像のようなギターですね。

セミアコと言っても、やはりエレキギターなので、音的にはエレキギターに近く、太くて甘い音が特徴的かと思います。ジャズやフュージョンからロックまで幅広く使われるギターです。バック・トゥ・ザ・フューチャーでもマイケル・J・フォックスが弾いていたギターじゃなかったかな?確かジョニー・B・グッドから徐々にハードなロックギターに演奏が変わっていったが、あのような演奏でも使えるということです。

ただ、私はあのギターが “ES-335” なのかどうか知らないし、あの場面で本当にマイケル・J・フォックスが演奏していたかどうかも知らない。もしかしたら別のギタリストが違うギターで弾いた音なのかもしれない。というわけで、ちょいとググってみた。

引用元: Back to the Futureといえば・・・!えっ?!!

ところで、映画の中でマーティが使っていたギターは、1959年にGibsonから発売されたセミアコの中で、バリトーンスイッチの付いた「ES-345」でした。

引用元: マイケル・J・フォックスが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の名シーンを再現!

役者を目指す前に、ロックンロール・ガレージバンドとして活動していたことがあるマイケルは、長年ギターを愛し続けてきたとのこと。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では実際には演奏しておらず、他のギタリストが弾いたものに指を当てているのだが、ギターの腕前はセミプロ級であると伝えられている。

というわけで、あのギターは “ES-345” であり、マイケル・J・フォックスはギターもかなりの腕前だが、あの場面ではエアギターをキメていたということが分かりました。 “ES-345” については、下記リンク先を見ると “335” との違いがわかります。


ちょっと話が脱線しました。ラリー・カールトンは “ES-335” の代名詞のようなギタリストでもあるので、別名 “Mr. 335” とも呼ばれています。

ラリー・カールトン – Wikipediaによると1968年にファースト・アルバムをリリースしているので、今年でキャリア49年目ということになり、誕生日が来れば69歳になるようです。

それと、日本でも話題になったことをWikiから引用させてもらいます。

2010年にはソロ活動に従事する為、フォープレイを脱退。6月に、B’zのギタリスト松本孝弘との共作「TAKE YOUR PICK」をリリースし、日本ツアーを行い(その後台湾、香港で追加公演)、このアルバムは翌年第53回グラミー賞で最優秀インストゥルメンタル・ポップ・アルバム賞を受賞した。

松本孝弘はもとより、他の多くのギタリストからもリスペクトされる存在であることは間違い無いだろう。

Room 335

ラリー・カールトンの代表曲ってよりもフュージョンの代表曲と言っても良いのが名曲 “Room 335” です。と言っても、若い頃の私はあまり関心が無かったのですが、何故か今になってとても心地よい曲なのだ。

またまたWikiからの情報ですが、この曲は1977年発売のLarry Carlton (邦題:夜の彷徨)というアルバムに収録されています。私はまだ12歳か、ギターをはじめる少し前のことです。

わりかし最近である2012年の渋い演奏をYouTubeから。

こちらはオリジナルバージョンが収録されているアルバム。

私が練習しようとしているのはオリジナルバージョンの方。この曲もGuitar Proに入力しました。そして、最初の難関部分はこんなフレーズになっています。

最初は半分くらいのテンポでじっくりと練習していきます。私が参考にした楽譜はこれ。

こいつにも “Room 335” が載っています。他にもカシオペアや高中正義、ジェフ・ベックなど、私くらいの年代(アラフィフ)でギターを再開した方には楽しいかも?

コメント

  1. pico より:

    私は、高中正義ばかりでしたがラリー・カールトンもいいですね。
    エレキは、エフェクターばかり作っていて全く上達しませんでした。
    でもフェルナンデス バーニーを今でも持っています。

    今となってはですが、私 左半身麻痺らしいです。
    手、足は、普通に動くのにいい加減な医者です。
    主に口と喉です。
    しゃべらなければ健常者と変わりません。
    一年たった今は、普通に話ができます。
    チョットしたときにろれつがおかしくなりますけど。

    • なっかん より:

      pico様

      ギターもお持ちなのですね。
      エフェクターは自作だったのですか!それは恐れ入ります。
      高中正義は私も昔好きでした。
      エレキを再開したので、今後また高中に興味を持つ可能性は高いですが。

      • pico より:

        なっかん 様

        高校生の頃ロッキンFと言う雑誌がありました。
        私には、かなり難しい物でしたが、その中にエフェクター自作のコーナーがありました。
        これをまとめた一冊の本を見つけて作るようになりました。

        20年以上前に知り合いの人(私より10才ぐらい若い)にその本の事を話したら神の本とか幻の本とか言っていました。
        一部のマニアには、かなり有名らしいです。
        そんな事を知らない私は、かなり書き込んでいますが・・・
        手放すつもりもないないので。

        私は、小学生の頃から半田ごてを使ってラジオとかを作っていたのでエフェクターもその延長です。

        • なっかん より:

          pico様

          ロッキンFという雑誌について私は名前を知っている程度です。私もpico様とそう遠くない年代かと思いますが、このエフェクター本は知りませんでした。(マニアではないということですね。)

          >私は、小学生の頃から半田ごてを使ってラジオとかを作っていたのでエフェクターもその延長です。

          元からそのような素養があったのですね、私はピックアップの配線を少し変えてみた程度です。今はそのようなことすらやろうと思いませんが。。。

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