2月15日の京都マラソンを終え、改めてこの半年間の練習データを振り返ってみました。ガーミンが記録してくれたトレーニングレディネス(TR)を軸に、走行距離・ペースとあわせて分析します。
このところ、疲れを感じていたので、3月に入ってからはゆっくりジョグで疲労抜きを意識しています。疲労が抜けているのかをトレーニングレディネス(TR)で確認してみたところ、徐々に上向いているようです。そこで、このサイトの月間記録にTR欄を設け、値を記入してAIに分析してもらいました。数値の入力作業もAIにかなり手伝ってもらっています!
走行距離の推移

| 月 | 走行距離 |
|---|---|
| 2025年9月 | 321km |
| 2025年10月 | 310km |
| 2025年11月 | 288km |
| 2025年12月 | 297km |
| 2026年1月 | 336km |
| 2026年2月 | 306km |
| 合計 | 1,858km |
9月から毎月290〜336kmという高ボリュームを継続しました。11月の淀川マラソン後にいったん落ち着いたものの、京都マラソンへ向けて1月に最高の336kmに達しています。7日移動平均でみると、ピークとトラフを繰り返しながらも全体として高水準で推移しており、身体への負荷が長期にわたって積み重なっていたことがわかります。
ペースの推移

全体を通じて平均ペースは6:00〜7:30/kmの範囲で推移しています。レース前の追い込み期(10月・1月)には速いペースで走る日が増え、レース後の回復期(11月初旬・2月中旬以降)はペースが落ち着いています。ペースの波は練習の質と強度の変化をよく反映しており、意図的に強弱をつけて取り組んでいたことが見て取れます。
トレーニングレディネス(TR)の推移

TRはガーミンが睡眠・心拍変動・運動負荷などから算出する「今日どれだけ練習できる状態か」を示す指標です。
- 良好(50以上):十分な回復ができている状態
- 普通(25〜50):まずまずの状態
- 低調(25未満):疲労が蓄積しており、強度の高い練習は控えるべき状態
グラフを見ると、折れ線(7日移動平均)がほぼ期間を通じて25を下回り続けていることが一目瞭然です。菱形マーカーは月ごとの平均TRで、11月(32.8)を除くすべての月で25を下回っています。
月別 TR サマリー

| 月 | TR平均 | TR<25の割合 | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| 2025年9月 | 20 | 57% | シーズン開始・初月から高負荷 |
| 2025年10月 | 20 | 65% | 淀川マラソン前月・追い込み |
| 2025年11月 | 33 | 33% | 6ヶ月で唯一の"まとも"な月 |
| 2025年12月 | 16 | 71% | 急降下・年末にかけて疲弊 |
| 2026年1月 | 16 | 68% | 最低月・京都へ向けた追い込み |
| 2026年2月 | 25 | 54% | レース後にやや回復 |
総括
6ヶ月間の総走行距離は1,858km。月平均310kmという高ボリュームを維持しながら、TRの平均は21.5、中央値は19と、ほぼ一貫して低調ゾーンに張り付いていました。181日分のTRデータのうち、105日(58%)がTR25未満という状況です。
特に問題だったのは、身体が回復する間もなく次の練習に入るサイクルが繰り返されていたことです。12月・1月は連続してTR平均16という最低水準に沈み、心拍数も平均136bpm前後で高止まりしていました。いわゆる「疲れた状態で走り続ける」パターンにはまっていたと言えます。
11月だけがTR平均33と比較的良好だったのは、11月2日の淀川マラソン後にしっかり回復期間を取れたためで、大会後の休養が数字にはっきり現れている点は興味深いです。
これからについて
直近の3月は意識的にリカバリージョグを中心に取り組んでいます。ペースを抑え(6:56〜7:23/km)、心拍を低く保つことで、TRが19→44→51→55→59→68→75と着実に回復してきています。
しばらくはTRを50以上にキープすることを最優先にして、距離よりも体調を基準に練習の強度を決めていくつもりです。疲労が抜けてからこそ、質の高い練習が積めると改めて実感しています。
2026年3月の状況(3/1〜3/8)

| 日付 | 距離 | ペース | TR |
|---|---|---|---|
| 3/1(日) | 7.93km | 7:23/km | 19 |
| 3/2(月) | 11.91km | 6:52/km | 44 |
| 3/3(火) | 1.70km | 8:15/km | 51 |
| 3/4(水) | 11.87km | 6:38/km | 55 |
| 3/5(木) | 11.90km | 6:34/km | 59 |
| 3/6(金) | 1.72km | 7:47/km | 59 |
| 3/7(土) | 14.45km | 7:08/km | 68 |
| 3/8(日) | 14.69km | 6:56/km | 75 |
| 合計 | 76.17km | — | 平均54 |
グラフを見ると、3月に入ってからの回復の速さが際立っています。TRが8日間で19→75へと急上昇しており、疲労抜きを意識した練習の効果がデータにはっきりと出ています。
ペースはチョコザップの往復ジョグ(3/3・3/6)を除くと概ね6:34〜7:23/kmと、半年間の平均よりも落ち着いたゾーンをキープできています。距離は3/7・3/8に14km台まで伸びていますが、心拍や体感を優先して走っているため、TRは引き続き上昇しています。
3/3からはTRが50を超え、「良好ゾーン」に到達。半年ぶりに身体が本来の状態に戻りつつあります。このまま焦らず、まずはTRを安定して50以上に維持することを目標に3月を過ごしていきます。